常連の方々
トム

Another regular at Aoi

トム

Tom

元・少年課の刑事。現在は定年退職し、葵のカウンターに座る常連客。ぶっきらぼうで口も悪いが、人が隠そうとしているものには妙によく気づく。

どんな人か

トム。元・少年課の刑事で、現在は定年退職している。長いあいだ、問題を抱えた子どもたちや、その家族と向き合ってきた。葵では健一やタカと同じ常連客の一人。自分の昔話を進んですることは少ないが、若者が絡む話になると、ときどき刑事だった頃の目が顔を出す。

信じていること

人は、言っていることだけでは分からない。何をしたか、何をしなかったか、何を言えなかったか。長い刑事生活のなかで、言葉にならないものを見る癖がついた。それでも、人間を簡単に決めつけていいとは思っていない。

大切にしていること

筋を通すこと。自分のしたことを引き受けること。そして、誰かが本当に困っているなら、説教だけして帰らないこと。綺麗な言葉より、実際にその人のところまで足を運ぶことを信用する。

性格と習慣

ぶっきらぼうで、皮肉屋。口調も少々荒い。人の話を黙って聞いているようで、細かいところをよく見ている。特に若者が相手だと、つい昔の仕事の癖が出る。説教を始めることもあるが、本人に説教している自覚があるかは怪しい。余計な説明を嫌い、必要だと思ったことだけを短く言う。

持ち物

時計――何も言わず、じっと見つめていることがある。 酒のグラス――飲むより長く手元に置いて、人の話を聞いている。 刑事だった頃の記憶――物ではないが、本人が語らなくても、若者を見る目や言葉の端々に残っている。 葵の椅子――もう仕事で誰かを追いかける必要のない男が、それでも人を見ている場所。

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